私の英語学習履歴

アメリカ留学準備とTOEFL対策

アメリカ留学準備とTOEFL対策

アメリカ留学準備開始

入社した年にバブルははじけましたが、一時的な落ち込みぐらいにしか考えていませんでした。まだまだ日本は豊かになっていくという感覚がありました。日本の高度成長の波に乗ってきたためか、日本の将来に対する不安はありませんでした。確かマスコミや本などでは「国際人」という言葉を使い始めたのもこの頃だと思いますが、「国際人になって世界に出て活躍する」ということに強く惹かれ始めました。

海外出張を何度か経験したことも、海外志向が強くなった要因のひとつです。数年経験を積めば海外工場への転勤も可能でしたが、外の世界、つまりメーカーにおける工場部門以外により興味を持ち始めていました。

若いうちに日本を出て世界を知りたいと思いが強くなり、そのためにはアメリカに行くのが一番と考え、アメリカの大学院に留学しようと決意したのでした。

※当時はインターネットで留学情報を入手することはできませんでしたので、もっぱら本屋で情報誌、体験談をまとめたものなどを読んでいました。留学準備のためのスクールなどにも行ってカウンセリングを受けたりしました。

留学に当たって必要なのがTOEFLのスコアです。上位クラスの大学院に合格するためには最低600点が必要ということでしたので、TOEFLのスコアを上げることに着手しました。

さしあたって週末にTOEFL対策を行うクラスに通うことにしました。授業を受けて復習するパターンで、平日は残業で疲れきっていたため主に土日に勉強をしていました。

3か月ぐらいたってからTOEFLの本試験を受けてみました。その結果は500点(平均点)ちょうどで、600点までまだ100点上乗せしなければなりません。とくにリスニングは悲惨な結果で基準点50(平均点)を10ポイント下回る約40だったと記憶しています。これまでの音軽視、リスニング軽視がそのまま結果に出てしまったようでした。

「このままでは、とてもアメリカの大学院には入学できない!」とあせり始め、何らかの行動を起こさなければならないと感じ始めていました。そして、あまり手ごたえを感じていなかった最初のTOEFLのクラスをやめ、留学専門のスクールに切り替えました。

本格的にTOEFL対策開始

ここから本格的にTOEFL対策が始まりました。このスクールでは実践的な問題演習を行いました。TOEFLの実際の問題に近いものをどんどん解いて答え合わせをしていくことをやりました。

大量に解くことによって、文法問題のパターンを識別できるようになり、またTOEFLにでやすい英単語も習得できました。その結果、文法と語彙・読解パートの得点アップにつながりました。

リスニングについては壁にぶち当たっていました。クラス以外でも市販のリスニング教材を購入して多くの問題を解くという方法をとりましたが、なかなか点数が上がりませんでした。当時はリスニング力アップにつながるトレーニング方法など全く知らず、ただ問題のテープを聞いてみるだけでした。

このままやっていては600点に到達できないと考え、より具体的な方法でスコアを積み上げようと下記のような対策を立てました。(※TOEICで990点とった方法も、このTOEFLの時と同じようにどのようにスコアを積み上げるかを考えて結果を出しました)

・ リスニングはあまり伸びないことを前提にする。そのためには文法と語彙・読解で満点近くを狙い、リスニングは平均レベルの50ぐらいまでもっていく。このケースで行くとリスニング50、文法67、語彙・読解68でこの三つの平均×10で617点取れることになります。

・ リスニングは、キーワード(というより聞き取れた単語)の聞き取りに集中するようにする。聞きとれたキーワードをベースに答えていく。

・ リスニング力はアメリカへ行けば自然と向上するだろうから、日本にいる間は試験で点数を取ることだけを考える。後にこのアメリカにいけばリスニング力が向上するというのは甘い考えだということを思い知らされるのですが・・・

翌年の入学を目指していた6月ごろにようやく射程圏内の570~580点程度まで得点できるようになりました。一番早く得点に現れたのは、文法で満点に近いスコアが出始めました。ボキャブラリーと読解も着実に得点がアップしてきました。しかし、リスニングの伸びはぱっとせずまだ平均点に届いていませんでした。

会社を辞めて背水の陣を敷く

そんな中、勤務していた会社の部門が地方に移ることが決まりました。地方にいけばスクールに通うのが困難になり、翌年の入学が難しくなるのではないかと悩みました。

そして決断をしました。「会社を辞めよう。そして必ず来年入学しよう。」と翌年の大学院入学を目指して9月に会社を辞めました。平日はスクールにほぼ毎日通い、あとは部屋に籠って英語学習の追い込みをかけました。

10月の試験で念願の600点越えを達成しました。リスニングでようやく平均の50が取れ、合計で607点でした。これで受験する資格ができたとほっとしました。

それからTOEFLのスコアと諸々の書類を送って受験しました。翌年2月に結果が出て、受験した5校中2校に合格することができました。

ついにアメリカで学ぶスタート時点に立ちました。

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